パソコンやテレビを、インターネット回線に接続しているご家庭は多いことでしょう。この時、必ずlanケーブルを使用して情報端末とモデムを接続しなくてはいけません。たいていのご家庭で、モデムから離れたお部屋の情報端末を設置しているので、約10mほどの長さのケーブルを室内に敷設されます。または戸建て住宅であれば、階数の違う部屋にもケーブルを引っ張っているところもあるでしょう。
この場合、踏んだり扉に挟まってしまってlanケーブルが断線する可能性を考慮する必要があります。lanケーブルは内部のグラスファイバーを備えたアイテムなので、外部からの力を受けるとすぐに断線するものです。これを防ぐにはホームセンターや100円ショップで販売されている塩ビパイプを利用するという方法があります。塩ビパイプとは塩化ビニール製のパイプで、通常は電気コードを保護するのに使うものです。
塩ビパイプを利用するlanケーブルの保護方法は非常に簡単で、扉の隙間になる箇所・踏んでしまう場所のケーブルの外側に取り付けるだけです。そのままの状態では振動を受けてずれてしまうため、端に結束バンドを取り付けて固定をしましょう。塩ビパイプを利用すると約100円前後の予算で断線を防止することが可能です。一般住居はもちろんのこと、学校や官公庁でも長いlanケーブルを使用している場所なら、非常に役立つ断線予防法といえるでしょう。
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