インターネットをおこなううえで欠かせないもの、それがlanケーブルです。1997年にオーストラリアのIT企業が開発製造したアイテムで、ブロードバンドが世界で普及すると同時に世界標準規格になりました。ADSLから光回線にも対応する万能さが支持された形で、今でもネットワークを構築するのに欠かせないものです。ところが規格が統一されているのはケーブル内の構造だけで、lanケーブルの両端を司る端子の形状は国々によって異なります。
日本で流通しているlanケーブル端子の形状は、平行四角形タイプになっています。この形状を採用しているのは中国・韓国といったアジア圏内のみで、アメリカとイギリスだと楕円形になっているのが特徴です。昨今はインターネット通販でIT関連商品を購入することができ、誤って端子形状が異なるケーブルを購入したという方もいらっしゃるでしょう。そういう時は、端子を取り替えて標準化することができます。
lanケーブルの端子は、家電量販店で1個200円前後で販売されています。これを既存のものと取り替えたらパソコンやテレビに接続できるため、商品を無駄にしなくて済むという訳です。取り換える方法は非常に簡単で、ニッパーのみでおこなえます。まず最初にケーブル側の端子をニッパーで取り、その後に新しく購入した標準形状のものを取りつけます。
この時ケーブルを4か所に噛ませれば固定できるので、接着剤等は不要です。
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