lanケーブルを利用する時に気を付けたいのが、「CAT」と呼ばれる分類です。この「CAT」の数字が大きいほど、伝送帯域に使われる周波数は高くなります。つまり「CAT」が大きいほど高速通信に向いているので、lanケーブルを使っていてネット速度が遅いと感じた時には、「CAT」を見直してみることが大切でしょう。様々なものが販売されていますが、いまでは一般的にカテゴリー5からカテゴリー8が入手できるはずです。
これによって通信帯域は100倍以上異なるので、注意して選びましょう。ここで気になる伝送帯域と言うのは、周波数のことです。単位はラジオなどと同じく「hz」を用いており、カテゴリー8なら2000MHzとなります。この周波数が高いほど伝送帯域も広いと考えてよく、結果的にインターネットにおける情報伝達も高速になると言うわけです。
逆に低周波数だと遅くなり、ネット回線の性能を無駄にしている可能性も高くなります。このためにlanケーブルは安いものを適当に探すのではなく、カテゴリーを見て選んでいくことが大切なのです。将来のネット回線高速化も踏まえて、ワンランク上の「CAT」の製品を探しておくのも良いでしょう。なおlanケーブルだけ高速通信に対応していても、契約しているプロバイダ―の回線以上のスピードはでないので要注意です。
車で言えば道路を広げて混雑を解消し、速度の低下は防げますが、出せる最高速度は変わらないと言うことになります。
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