屋外使用に適した銘板

銘板(めいばん)とは、銘を彫り込んだ金属などで作られている板状のもので、名板、銘鈑、ネームプレート等も同義語として用いられます。建築物において「定礎」の文字とともに定礎の日付等を刻んだ石や金属の板は定礎板と呼ばれます。また、土木構造物の概要を記した板は工事銘板と呼ばれ、そのうち、橋において橋の名称、河川名、完成した日付等を記した板は橋名板と呼ばれます。自動車のエンジンルーム等に設置される、車両型式、車体番号等が記された板は、コーションプレートと呼ばれるなど様々な種類が存在します。

一般的な使用用途としては屋内用と屋外用に分かれますが、屋外用は雨風や気温差に強い素材や表示方法を使用するなど注意が必要になります。屋外用では定番の加工方法としてエッチング(腐食)加工があります。表示面に0.3mm程度の凹凸をつけ、凹部分に色入れを行うことで、高い耐候性と上質な雰囲気が特長です。また、シルク印刷も屋外に向いている表示方法です。

エッチングは金属のみですが、シルク印刷はアクリルや木などにも使用できるなど材質の自由度が高く場所を選びません。更に、インクジェットシートは屋外用の中でも自由なフルカラー表現が可能です。エッチング加工やシルク印刷と比較しデザインや色彩の自由度が高いのが特徴です。近年ではオンラインのネット注文で気軽に銘板を作成/注文が可能です。

用途や好みに合わせて色々なサイズ、材質、デザインなど選択できるようになっています。

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