企業や工場の正面玄関には、必ずといっていいほど銘板が備わっています。各施設の顔であるため、常に美しい状態を保っておきたいものです。日本では銅板を使用して製作をなされていますが、この銅は紫外線を長期間浴びることで赤茶色に変色する特性があります。昨今は特に年間を通して紫外線が強くなっているため、別の素材を使用した銘板の製作が望まれています。
2000年以降、各社メーカーでは紫外線に強い銘板を開発されてきました。そのなかでも真鍮製に至っては美しいゴールドの輝きを有しており、約200年間は雨や風・太陽光線にさらされても色があせないという高品質なものです。真鍮製の銘板の特徴について詳しく見ていくと、既存の素材である銅に亜鉛を混ぜているのがポイントです。真鍮とはいわゆる2種類以上の金属を混ぜ合わせた素材のことを指しており、スマートフォンやパソコンのCPUにも使用されています。
真鍮の良さは美しさはもちろんのこと、非常に軽量だという点も挙げられるでしょう。一般的な1メートルの長さのものだと、約800グラムしか重量がありません。銅のみで製作をすると3キログラムを超えるため、その差は目を見張るものがあるでしょう。門塀にしか既存のものは取り付けることができませんでしたが、軽量化を可能にしたものなら屋根の上や壁に貼り付けて飾ることも可能です。
紫外線にも強いので、末永く美しい銘板を設置できるのが真鍮製の良さです。
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