2020年、国内では最新通信規格となる5Gの一般活用が解禁されました。それまでは4Gで最大通信速度が100Mbpsしかなかったのですが、5Gになってからは最大1Gbpsを記録するまでになったのです。2時間の映画を2秒でダウンロードをすることができ、さらに自動運転やIoTにも高い能力を発揮することでしょう。これに伴って、各社メーカーからは最新の5Gに対応したlanケーブルが数多く市場に投入されるに至りました。
ここでは最新のlanケーブルの仕様について見ていきましょう。大きく分けて2種類があり、どれもBase15という仕様で統一をされました。内部には計5本のグラスファイバーが備わっていて、形状は既存のものと変わりません。高速通信の場合、電磁波の影響を強く受ける性質があるため、新商品のlanケーブルは二重のアルミで囲まれているのが特徴です。
仕様としてはフラットタイプとチューブタイプに分けられ、一般家庭では前者の商品が活用しやすいでしょう。基本的な使い方は以前のものと変わらず、モデムとパソコンやテレビと接続をします。今回の5GからはIoTにも活用することを踏まえた普及となるため、屋外に敷設をするlanケーブルも登場しました。大手OA機器メーカーからは窓枠サッシ用という新商品も開発・販売をなされており、この仕様は初めて登場したものです。
これからは家庭でも広く普及をするlanケーブルとなるでしょう。
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