線名札である丸札の使い方

丸札がどんなものか、使い道は何か知らないという人も多いかもしれません。電気また配線工事において用いられる専用ケーブルを識別する役割があるものが丸札です。線名札のうち、丸い形をしているものを丸札と呼びます。この札の使い方としては、紐の付いている札にケーブル及び配線のデータを記して使ってください。

電気工事を行う際は非常に複雑な配線を施すことになるでしょう。その配線を分かりやすくするものがこの札です。この札がついていれば効率的に作業またメンテナンスをすることができます。札に番号を振り一覧表を作成すれば、機器メンテナンスの時にどの配線なのか即座に識別することができます。

施工した年月日を札に記しておくといいでしょう。そうしておけば、いつ修復や交換を行えばいいか明確です。ケーブルの経年劣化を見落とすこともなくなるかもしれません。レイアウトが変わったり要らなくなったりした配線を見極めることもできます。

生活雑貨を扱っている店などで、丸札を見かけたことがあるという人も多いかもしれません。この札は様々な所で活躍します。生活雑貨の店で活用することができる専用タグが付いているものもあります。家庭においても、多種多様な電化製品にともなってケーブルや配線が複雑になりました。

どの線がどの電化製品のものか分からなくなりがちです。そういう場合、丸札をつけてください。簡単な作りの札であれば普通の人でも使うことができます。